韓国人気ガールズグループの少女時代のメンバーであり女優のユナが、悪質なオンラインコメントに対して法的措置を取ったことが話題となっている。

その動きを所属事務所のSMエンターテインメントが6月10日に公式発表し、虚偽の事実の流布や誹謗中傷、名誉毀損にあたる投稿に対し、既に告訴状を提出し捜査機関との協力を開始したことを明らかにした。

事務所は、実名だけでなくイニシャルやニックネームを使った悪意ある表現も違法行為として厳正に対応し、民事・刑事両面で可能な限りの措置を講じると強調している。示談や善処は一切行わない方針である。

また、確認されていない噂の作成や悪意あるコメントの投稿は明確な違法行為であり、ファンには積極的な通報を呼びかけている。

ユナは女優としても活躍しており、現在は人気ウェブ小説を原作としたドラマ『暴君のシェフ』の撮影に取り組んでいる。

ドラマはタイムスリップしたフレンチシェフと500年の時を越えるロマンスを描くファンタジー作品だ。

ユナは2007年の少女時代デビュー以降、韓国国内だけでなく国際的にも高い人気を誇り、その多彩な活動が注目されている。

YouTubeチャンネルには約64万人の登録者を集め、主演映画『EXIT』も大ヒットした。

今回の法的措置は、アーティストの尊厳を守る姿勢としてファンからも支持されている。

今後も悪質なネット行為への断固とした対応が注目され、推し活を行うファンにとっても重要な動きとなるだろう。