シンガーソングライター堂本剛が展開するクリエイティブプロジェクト.ENDRECHERI.の全国ツアー「REBORN」が、2025年6月8日に東京国際フォーラム ホールAでフィナーレを迎えた。

今回のツアーは、2月にリリースされたミニアルバム「END RE」を携えて行われ、約2か月の間、全国7都市を巡りながら、セットリストやMCを毎回更新するなどの工夫を凝らし、ライブに訪れるファンに一期一会の体験を届けた。

堂本は、ジョージ・クリントンからの影響を受けており、ファンクを軸に多様なジャンルの音楽を融合させるスタイルで知られている。

ライブはバンドメンバーの鮮烈なギター演奏から始まり、堂本自身がギターを弾きながら「Chance Comes Knocking」などの楽曲を披露。懐かしのナンバーや提供曲も新たにセルフカバーされ、ファンに新鮮な感動を与えた。

彼の音楽は、2022年に米ファンク専門メディア「Funkatopia」が選ぶ「2021年のファンクアルバムベスト20」にもランクインしており、その評価の高さがうかがえる。

さらに、2024年8月末から9月初めには、京都の平安神宮で堂本剛名義としての奉納公演も予定されている。

今回のツアーでは、ファンとの一体感を大切にし、その場限りのライブ体験を創り出す姿勢が高く評価された。

また、ライブに同行した参加者からは「極上で濃厚なファンクバンド」という称賛の声も寄せられており、今後のさらなる音楽活動への期待も高まっている。

ENDRECHERI.の独創的でジャンルレスな音楽は多くのファンを魅了し、堂本剛のアーティストとしての進化を感じさせるツアーとなった。