ハリウッドのトップアクションスター、トム・クルーズがまたも驚異的な記録を打ち立てた。最新作『ミッション：インポッシブル／ファイナル・レコニング』の撮影にて、彼はパラシュートに火をつけて飛び降りる危険なスタントを16回も連続で成功させ、ギネス世界記録に認定されたのである。

このスタントは南アフリカのドラケンスバーグ山脈で行われ、高度約2286メートルのヘリコプターから燃料を含ませたパラシュートを背負い飛び降りるというもの。火の付いたパラシュートがねじれれば、自らが巻き込まれるリスクがあるため、クルーズは10秒以内にねじれを直し、第二のパラシュートを開く必要があった。

彼の危険に挑む姿勢は常に話題となり、今回の記録は「燃えたパラシュートで最も多く飛んだ個人」として世界に認められた。ギネス世界記録の編集長も彼のキャリアの確固たる実力と長寿を讃え、ハリウッドの最も成功したアクションスターの一人として称賛している。

さらに最新作『ミッション：インポッシブル／ファイナル・レコニング』は6月初旬までに国内外で大ヒットを記録。シリーズの集大成という意味合いを持つタイトルにも注目が集まり、公開後は興行収入34億円を突破し、2025年の洋画実写作品でトップの興行成績を誇る。

クルーズは自身のスタントに関し「自分が回転して燃えてしまわないよう、細心の注意を払っている」と語っており、無類の映画愛とプロ意識を垣間見せた。

彼の挑戦は作品の壮大なスケールとリアリティを追求し続け、映画ファンのみならず推し活ユーザーにも刺激的な話題を提供している。今後も彼のさらなる記録更新が期待されている。