BLACKPINKのジェニーが自身のインスタグラムで披露した衣装が話題となっている。彼女が今年3月にリリースしたフルアルバム『Ruby』収録曲『Seoul City』のMV撮影時に着用した数々の衣装は、美しさと伝統を融合させた作品が多い。特に注目されたのが、韓国の伝統工芸“螺鈿”を用いて300時間以上かけて手作業で仕上げられたブラックのチューブトップ衣装である。この一点物の衣装は、韓国の誇りを表現する強い思いが感じられるものだ。さらに、ピンクの天使の羽があしらわれた衣装には、みぞおち部分に「+82」（韓国の国番号）の刺繍が施され、故郷への愛情が込められている。ジェニーは故郷ソウルを「パラダイス」と語り、その想いを楽曲にも反映させている。

一方、BLACKPINKは約2年8か月ぶりとなる新曲のミュージックビデオ撮影をソウルで開始。海外の有名監督とタッグを組み、グループのアイデンティティと音楽的カラーが凝縮された映像作品を準備している。今回のカムバックにかかる期待は非常に高く、ファンのみならず世界中の音楽ファンが注目している。

これまでのBLACKPINKの活動は、新記録を打ち立て続けており、今回の復帰がさらなる歴史を刻むことは間違いない。ジェニーのソロ活動による国際的な注目度も高まっており、グループとしての新作にもその影響が期待される。推し活ファンにとっては、アーティスティックな衣装の背景や韓国文化への敬意が見える今回のソロ作品と、完全体での華やかなカムバックのダブルの楽しみが待っているといえよう。