俳優トム・クルーズが映画『ミッション：インポッシブル／ファイナル・レコニング』で行った驚異のスタントにより、ギネス世界記録を更新した。

最新作の撮影で披露されたのは、火が点く燃料を染み込ませたパラシュートを背負い、ヘリコプターから高度約2286メートル上空まで上昇し降下するという命懸けのアクションだ。

このスタントは特に危険で、パラシュートに火が点いた状態で素早くそれを切り離し、第二のパラシュートを展開しなければならない。もしパラシュートがねじれてしまえば、クルーズ自身も回転し火傷の危険に晒されるため、パラシュートのねじれを解消してから火を点ける必要があった。

こうした高難度のスタントを16回も連続して行ったことで、クルーズは「個人で最も多く燃えたパラシュートで飛んだ」スタントマンとしてギネス記録に認定された。

ギネス世界記録の編集長は、クルーズの長く一貫したキャリアと、興行収入1億ドル規模の映画へ連続出演する功績、世界で最も成功したアクション俳優の実績を称賛した。

また『ミッション：インポッシブル／ファイナル・レコニング』は興行収入3億5000万ドル（約512億円）を超え、公開後も好調な動きを続けている。

トム・クルーズの身体を張ったリアルな演技とスタントは多くのファンに支持されており、彼の挑戦が映画の迫力を一層引き立てている。

推し活としては、こうした本人が体当たりで挑む姿勢から新作シリーズの迫力や楽しみ方を感じ取り、今後の展開にも注目してファン同士で熱く語るきっかけにもなるだろう。

映画界のみならずファン文化にも刺激を与えるクルーズのチャレンジ精神は、まさにスーパースターとして称賛に値する。

最新スタント秘話を含め、今後の最新作への期待がさらに高まっている。