堂本剛がクリエイティブプロジェクト.ENDRECHERI.として展開する全国ツアー「REBORN」が、2025年6月8日に東京国際フォーラム ホールAでの公演をもってフィナーレを迎えた。今回のツアーは2024年5月から6月にかけて全国7都市を巡り、新旧楽曲をファンクを基調にしたジャンルレスなサウンドで届けた。

堂本は1979年生まれで奈良県出身のシンガーソングライターであり、ジョージ・クリントンから影響を受けたファンク音楽を軸に文化的表現を追求している。2022年にはアルバム『GOTO FUNK』が米専門メディアで2021年のベストに選ばれるなど、その実力は国内外で評価されている。

ツアーではミニアルバム『END RE』を携え、約2カ月間の道中でセットリストやMC内容をアップデートしファンとの一期一会の交流を大切にしたライブを展開した。

6月7日のセミファイナル公演では竹内朋康の鮮烈なギターで幕を開け、堂本自身もギターを手にパフォーマンスし新旧ナンバーの魅力を凝縮したステージとなった。

また、2025年8月末～9月初めには京都・平安神宮で14回目の奉納公演が予定されており、今後の活動への期待も高まっている。

このツアーの完成度の高さと革新的なパフォーマンスはファンだけでなく音楽ファン全般から注目され、ENDRECHERI.としての存在感を改めて確立したといえるだろう。

堂本の音楽に込める創造性やファンクへのこだわりをじかに感じられる機会として、今回のツアーは特別な意味を持つ。

多彩な楽器編成とメンバーの技術も高く評価され、音楽ファンの心を掴んだことは間違いない。

今後もENDRECHERI.のさらなる進化と堂本剛の活躍に大きな期待が寄せられる。