世界的に人気を誇るBTSのメンバー、RMとVが2025年6月10日に韓国軍隊の兵役を終え除隊した。2人は2023年12月から約1年半にわたり陸軍で勤務しており、この日、軍服姿でファンや報道陣の前に笑顔で姿を現した。特にRMはサックスを携え、『名探偵コナン』のテーマ曲を披露し、その演奏にVも続く形で花束を手にして応じた。

除隊の様子は午前9時から生配信され、ARMY（BTSのファン）から熱い声援が寄せられた。2人は挨拶の際、軍隊での苦労や多くの人々が国を守っていることへの感謝を述べたうえで、ARMYに対して「待っていてくれてありがとう」「またステージに戻る」と力強く約束した。

この除隊により、2024年に除隊したジンとジェイホープに続き、残るジョングク、ジミン、シュガも近く兵役・社会服務を終えるため、BTSの完全体が今年中に復活する見込みだ。韓国メディアはカムバックは早くて年末、あるいは来年になる可能性があると報じている。

今回の兵役期間中、RMは軍隊内で父親や友人のような関係を築いたことを語り、貴重な時間を過ごしたとコメント。2人は今後、早くライブ活動に戻りたいと意欲を示し、ファンからの注目が一層高まっている。

BTSはこれまで世界的コンサートやアルバムリリースで数々の記録を樹立しており、完全復活後の動向に期待が寄せられている。ライブや新作リリースなど、ARMYにとって待望の活動再開が近づいている状況だ。

今回の除隊はファンにとって感慨深い瞬間となり、SNSなどでも喜びの声があふれている。RMとVの兵役期間を支えたファンへの感謝の気持ちも強く伝わっており、今後のさらなる飛躍に期待が高まる。