2025.6.10
2025.6.10
NHK総合が放送100年記念特集ドラマとして、未来の火星を舞台にした『火星の女王』を12月に放映することが決定した。主演の菅田将暉は、火星移住が進んだ2125年の世界で惑星間宇宙開発機関の支局に勤める若手職員・白石アオトを演じる。
同作は小川哲の原作を基に、吉田玲子が脚本を担当し、火星に10万人が暮らす100年後の社会で起きる未知の超常現象を描く壮大なSF物語だ。菅田の相手役スリ・リンは視覚障害のある若い女性リリ-E1102を演じ、二人は共に火星で研修中に出会い、地球のバンド「ディスク・マイナーズ」のファンという共通の趣味で意気投合する。
菅田はこのドラマについて、未来の不思議な世界を想像しながら演じることは未知との遭遇の連続であったと語る一方、進化したテクノロジーの隣に変わらぬ人間の温かさがあることを強調している。彼の多彩な俳優経験が、非現実的な設定の物語に生きた存在感を与えていることが期待される。
また、ドラマの背景となる未来の火星社会にはISDAによる支配や自由を求める住民たちの葛藤が描かれ、その中で起こる次々と起きる超常現象がストーリーを加速させる。菅田自身は作品を通して未来と人間性の共存を観る者に感じてもらえればと話している。
この作品は菅田将暉の俳優としての存在感と音楽活動からも垣間見える彼の表現力が融合し、ファンにとって注目のドラマになることだろう。火星という近未来の世界を舞台にしながらも、リアルな人間ドラマが展開される同作は、多くの視聴者の期待を集めている。
今後の続報にも注目が集まる中、『火星の女王』は12月の放送開始とともに、新たなSFドラマの可能性を感じさせる作品になるに違いない。
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