人気コンテンツ「刀剣乱舞」が歌舞伎とコミックアンソロジーの両面で新たな展開を迎えている。

7月9日に星海社COMICSより発売されるアンソロジーコミック「刀剣乱舞 ONLINE アンソロジーコミック 極」では、“極”へと至る刀剣男士の成長と修行の姿が、ふかさくえみら9名の作家によって描かれている。カバーイラストは殿ヶ谷美由記が手掛けており、COMIC ZINでの購入特典としてカバーイラスト使用のイラストカードが配布される。

一方、歌舞伎作品「刀剣乱舞 東鑑雪魔縁」が8月5日から11日まで福岡・博多座で上演される。原作ゲームの影響を受け、鎌倉時代の歴史書「東鑑」をもとに、3代将軍源実朝の時代を新たに描いた完全オリジナルストーリーだ。古典歌舞伎の演出技法と現代の人気作品を融合した仕上がりは好評を博している。

主演の尾上松也をはじめ、個性的なキャスト陣が歴史と物語を華麗に演じ、観客を魅了する。なお、当初予定されていた喜多村緑郎の北條義時役は体調不良のため喜多村一朗が代役を務める。

チケットは複数の価格帯が設定され、ファンがアクセスしやすいよう配慮されている。

推し活ユーザーには、ゲームだけでなく新たな視点で作品に触れられる歌舞伎とコミックアンソロジーの両方を楽しみながら、「刀剣乱舞」の世界をより深く味わう絶好の機会である。今後も多彩な展開から目が離せない。