永野芽郁が主演するTBS日曜劇場『キャスター』が6月15日に最終回を迎える。ドラマ内での彼女の出演シーンが減ったのはSNS上で話題となったが、関係者はストーリーや演出上の理由であり意図的なものではないと説明している。彼女はドラマで報道局の総合演出・崎久保華を演じ、社会の闇と向き合いながら真実を追求する役どころで視聴者の支持を得ている。中旬に放送された第8話以降、他のキャストの出番増加があったが、これはドラマの展開に沿ったものであった。

一方で、今年春の不倫疑惑が報じられた影響は大きく、CM契約の解除や出演辞退などの仕事面での影響も出た。永野自身はラジオ番組で謝罪コメントを発表したが、事務所は不倫関係を否定し続けている。現在は活動休止の可能性もささやかれているが、6月初旬にはNetflixドラマへの復帰が報じられた。これは不倫報道前から企画されていたもので、協議の結果継続が決まったという。Netflixという配信プラットフォームの特性から、不祥事後のタレント復帰の場として注目されているが、ファンや視聴者の反応は賛否両論ある。

また、永野は主演映画『かくかくしかじか』で公開初動の興行成績を記録し注目されたが、その後の興行動向には伸び悩みもあり、活動の明暗が見えている。ドラマ最終回の放送とともに彼女の今後の動向に大きな関心が集まっている。