人気の「刀剣乱舞」が2025年夏に新たな展開を迎える。まず、歌舞伎「刀剣乱舞 東鑑雪魔縁」が8月5日から11日まで福岡市博多座で公演される。舞台は鎌倉時代の3代将軍源実朝の時代を題材に、歴史書「東鑑」を基にしたオリジナルの物語だ。

この舞台は従来の歌舞伎と「刀剣乱舞」の世界観を融合したもので、古典的な演出技法が用いられている。主演の尾上松也ら名優の出演も注目されている。

一方、ゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」の世界を描いたアンソロジーコミック「刀剣乱舞 ONLINE アンソロジーコミック 極」が7月9日に発売される。

本作では9人の漫画家が参加し、刀剣男士たちが“極”の姿に至るまでの過程や修行を描く。カバーイラストは殿ヶ谷美由記が担当し、購入特典としてイラストカードが配布されるなどファンには嬉しい特典も用意されている。

さらに、歌舞伎の公演では北條義時役の喜多村緑郎が体調不良で休演となり、同じ名前の喜多村一朗が代役を務めることが発表された。

このように「刀剣乱舞」は舞台とコミックの両面でさらなる盛り上がりを見せており、多彩なメディア展開にファンの期待が集まっている。

推し活ユーザーは公演日やコミック発売日をチェックするとともに、舞台の独自の演出やアンソロジーの新しい物語を堪能できるだろう。刀剣男士の新たな一面を楽しむ絶好の機会である。