BLACKPINKのジェニーが、自身のソロ曲『Seoul City』のミュージックビデオ撮影時に披露した衣装が大きな注目を集めている。

2025年6月9日、ジェニーはインスタグラムで様々な衣装を着た写真を公開。この中で特に話題となったのは、韓国の伝統工芸である螺鈿細工を用いた黒のチューブトップ衣装で、制作には300時間以上の手作業がかけられた一点物である。

この衣装は、彼女の故郷である韓国の文化を大胆に表現しており、高い完成度と芸術性が同時に評価されている。さらに、ピンクの天使の羽があしらわれた衣装には「+82」（韓国の国番号）が刺繍されるなど、国への愛着が込められている。

ジェニーは今年3月リリースの初フルアルバム『Ruby』を引っ提げ、世界的な音楽祭「コーチェラ」やファッションの祭典「メットガラ」にも登場し、国際的なファッションアイコンとしても名を馳せている。

また、バラエティ番組『ユ・クイズ ON THE BLOCK』出演時には、『Seoul City』への思いを語り、「自分にとってのパラダイスはソウル」だと述べ、故郷への深い愛情を示した。

現在はBLACKPINKのメンバーとして新アルバム制作に向けて準備も進めており、グループとソロの両面で活動が期待されている。

今回の衣装公開は、ただのファッションショット以上に、伝統美と現代性を融合させたアートとして推し活ファンにとっても必見の内容と言えるだろう。

このような精巧な手作業を駆使した衣装の背景には、K-POPアーティストとしての強いアイデンティティと韓国文化への誇りが感じられる。