2024年に結成5周年を迎えたYOASOBIが、アジア7都市14公演の大規模ツアーに続き、ヨーロッパ最大級の音楽フェス『Primavera Sound Barcelona 2025』に登場し、現地の観客を魅了した。

日本人アーティスト初のメインステージ出演となった同フェスでは、彼らの唯一無二の世界観がバルーンの演出と共に披露され、多くのファンを熱狂させた。

続くイギリス・ロンドンのWembley Arenaでは、YOASOBI初となるヨーロッパ単独公演を2日間開催し、約1.8万人を動員。歴史あるアリーナの荘厳な雰囲気の中、最新曲「Watch me!」を含む代表曲が次々と響き渡った。

特に「夜に駆ける」や「セブンティーン」、「UNDEAD」などの楽曲が会場を盛り上げ、観客の熱気は冷たいロンドンの夜空を吹き飛ばした。

ステージ上には、「超現実」を象徴する巨大なモンスターバルーンが浮かび、幻想的な雰囲気を演出。Ayaseとikuraが現れるたびに歓声が鳴り響いた。

公演中のMCでは、ロンドン初訪問の感動や観客への感謝を丁寧に語り、国境や言葉を超えた音楽の力を改めて示した。

YOASOBIのパフォーマンスはゲームの世界観を織り交ぜる演出もあり、多くのファンが共鳴。音楽が持つ異文化交流の力を体現するステージであった。

今後もグローバルに活躍が期待される彼らの独創的な表現は、オタ活ファンにとって見逃せない貴重なライブだと言える。

日本発の音楽ユニットが歴史的な会場で成功を収めたことで、推し活の熱もさらに高まりそうだ。