堂本剛のクリエイティブプロジェクト.ENDRECHERI.は、2024年5月から6月にかけて全国7都市を回るライブツアー「REBORN」を展開し、6月8日に東京国際フォーラム ホールAでのフィナーレ公演を成功させた。彼は1979年4月生まれで、奈良県出身のシンガーソングライターとして知られ、ファンクミュージックを基盤にジャンルの枠を超えた多彩な楽曲を発信している。2022年のアルバム「GOTO FUNK」は、米国のファンク専門メディア「Funkatopia」にて2021年のベストファンクアルバム20に選出され、国内外から高い評価を受けている。

今回のツアーは、2月にリリースされたミニアルバム「END RE」を携えて行われ、全国のホール会場を巡る約2ヶ月にわたるものだった。セットリストやトーク内容を公演ごとに変え、毎回異なる一期一会のライブ体験をオーディエンスに届けた点が特徴的だ。最終日の東京公演では、バンドメンバーの鮮烈なギター演奏と共にスタートし、堂本自身もギターを手に熱のこもったパフォーマンスを披露。懐かしのナンバーだけでなく、新たにアレンジを加えた提供曲も披露し、温故知新の音楽性を体現した。

さらに、堂本は2024年8月から9月にかけて京都・平安神宮で14回目となる奉納公演を行う予定も発表しており、ファンは次のライブにも大きな期待を寄せている。プロジェクトとしての.ENDRECHERI.は、ファンクの魅力を現代に蘇らせるだけでなく、一人一人の観客と真剣に向き合うライブパフォーマンスで支持を拡げている。今回のツアー終了後も、その音楽的進化とライブへの熱量は衰えることなく、今後の活動がますます注目されるだろう。