BLACKPINKのジェニーが、母国韓国に戻りつつソロ活動とグループ活動を両立させる中、2025年3月にリリースした初のフルアルバム『Ruby』の楽曲『Seoul City』のミュージックビデオ撮影時の衣装が注目されている。

特にブラックチューブトップに銀色の花をあしらった衣装は、韓国伝統工芸の螺鈿（らでん）技法を用い、300時間以上の手作業で仕上げられた一点物である。

この衣装は、ジェニーが5月7日放送のtvNの人気バラエティ番組『ユ・クイズ ON THE BLOCK』で自身の口から明かされたもので、アート性の高さと伝統文化への敬意が感じられる逸品だ。

また、ピンクの“天使の羽”をあしらった別の衣装には、韓国の国番号「+82」がみぞおちの部分に刺繍されており、故郷・ソウルに対するジェニーの強い愛情を象徴している。

ジェニーは昨年4月には限界ギリギリのセクシー衣装でファッション誌を飾り、国際的な注目を集めてきたが、今回の衣装はより洗練されアーティスティックな側面を引き出している。

彼女はソロとしても世界最大級の音楽フェス「コーチェラ」や、ファッション界の祭典「メットガラ」に出演し、個人の存在感とBLACKPINKの魅力をより強固にしている。

現在はグループの新アルバム制作に注力しつつ、伝統美と現代的感性を織り交ぜた世界観でファンを魅了し続けている。

ジェニーの衣装は、単なるファッションではなく韓国の伝統とモダンアートの融合として、推し活の楽しみをさらに深める大きなトピックと言えるだろう。