菅田将暉がNHKの放送100年記念特集ドラマ『火星の女王』に出演することが正式に発表された。

本作は、小川哲による原作をもとに、脚本家の吉田玲子が手掛けるSFドラマで、舞台は火星に10万人が移住してから100年後の世界だ。

火星社会は、惑星間宇宙開発機関(ISDA)による統制と自由を求める住民たちの間で揺れ動いている。そこで謎の超常現象が発生し、新たな時代の幕開けとなる。

スリ・リンが演じる主人公リリ-E1102は視覚障害を持つ若者だ。彼女は火星のアカデミーを卒業し、地球に向かおうとしている。

菅田はISDA日本支局の若き職員・白石アオト役で出演。鉱物に詳しく、火星での研修中にリリと出会い、共に地球のバンド「ディスク・マイナーズ」のファンということで意気投合する。

菅田は自身の役について「進化したテクノロジーの隣には変わらない人間の体温がある」と語り、未来の描写に自身の演技を重ねている。

この作品での彼の演技は、これまでの多彩な役柄と同様に、視聴者にリアルな人間像を感じさせることだろう。

また、彼は俳優活動に加え音楽活動も積極的に行っており、ドラマとの相乗効果でさらなる注目が集まりそうだ。

未来社会と個人の葛藤が交錯する壮大な物語は、視聴者に新たな視点と感動をもたらすに違いない。

12月放送の同ドラマに期待が高まっている。