人気作品「刀剣乱舞」の新作歌舞伎が、2025年8月5日から11日まで福岡・博多座にて上演されることが発表された。

この作品は「東鑑雪魔縁」と題され、鎌倉時代の3代将軍源実朝の時代を舞台に、歴史書「東鑑（吾妻鏡）」をベースにした完全オリジナルストーリーである。

歌舞伎の伝統的な演出技法を取り入れつつ、刀剣乱舞の世界観を融合させた画期的な舞台として注目されている。

第2弾の本作には尾上松也が出演し、主要キャストには中村歌昇や中村鷹之資、中村莟玉など豪華俳優陣が名を連ねている。

また、7月5日から東京・新橋演舞場、8月15日から京都・南座でも上演されるため、幅広い地域のファンが鑑賞可能となる。

チケットはA席1万5500円からC席5500円まで設定されており、先行販売はA席のみ受け付けている。

さらに喜多村緑郎の体調不良により北條義時役は喜多村一朗が代役で出演することも発表され、ファンの間で注目を集めている。

この新作歌舞伎は、ゲーム原作の人気コンテンツが伝統芸能の舞台でどのように展開されるか期待が高まっている。

また、同時期に関連作品のアンソロジーコミックも多数刊行されるなど、ますます盛り上がりを見せる「刀剣乱舞」界隈の動きにも注目が集まっている。

推し活ユーザーにとって必見のイベントであり、伝統と現代カルチャーの融合を体験できる貴重な機会となるだろう。