クリエイティブプロジェクトENDRECHERIを率いる堂本剛が、2024年5月から6月にかけて全国7都市を巡るライブツアー「REBORN」を成功裏に終えた。本ツアーは、ファンクミュージックを軸にしつつもジャンルレスな要素を取り入れ、往年の名曲や提供曲を新たにREBORNさせて届ける挑戦的な内容であった。

46歳の誕生日直後にリリースされたミニアルバム『END RE』を携え、堂本は約2カ月にわたり各地のホールで公演を実施。ツアー中はセットリストやMCを毎回アップデートし、一期一会のライブ体験をファンに提供した。

「REBORN」ツアーのセミファイナルとなる東京国際フォーラム ホールAでの公演では、バンドとの息の合った演奏が光り、竹内朋康の鮮烈なギターを皮切りに堂本自身もギターを奏でながら熱気あふれるステージを展開。ファンク専門メディアからも高い評価を受けたアルバム『GOTO FUNK』を含め、新旧楽曲が見事に調和し、観客を魅了した。

さらに、8月末からは14回目となる京都・平安神宮での奉納公演も控えており、活動の幅を広げている。

このプロジェクトは、ファンクに与えられたクラシカルな魅力を現代的に再生し、新たな音楽体験を提供するとともに、堂本自身のアーティストとしての進化も示した。

ファンにとっては、一度きりのライブが毎回異なるアレンジやトークによって必見の価値を持ち、推し活の楽しみも深まること間違いない。堂本剛のENDRECHERIは、古きを活かしつつ常に新たな魅力を生み出し続けるファンクミュージックシーンの先駆者として存在感を放っている。