人気グループWEST.の小瀧望が主演を務めるミュージカル『梨泰院クラス』が6月9日に初日を迎えた。舞台は東京建物Brillia HALLを皮切りに、大阪や愛知でも上演が予定されている。原作は韓国発の大ヒットウェブトゥーンで、今回が世界初のミュージカル化である。

小瀧は主人公パク・セロイ役を演じ、「初演の大変さを痛感した2カ月の稽古期間を経て、みんなで一丸となって成果を届けられることに高揚感を感じている」と語った。役作りでは原作やドラマを読み込み、自分なりのセロイ像を表現することに注力。セロイらしいビジュアルのため「セロイヘア」にも挑戦し、過去に挑んだメンバーからの反応も好評だったという。

さらに、和希そらやsaraがWキャストでイソ役、梅澤美波や川口ゆりながオ・スア役を務め、世界的名作の舞台化に臨む。梅澤はこの作品の強いメッセージ性と自身の挑戦に意気込みを述べた。

稽古場は日本、韓国、アメリカ出身のクリエイターが集結し、非常にグローバルな雰囲気。通訳も入り、国際色豊かな現場は新鮮で刺激的だったと明かした。

ファンにとっては、注目のイケメン主演と世界初演という特別な舞台が見逃せない要素だろう。役者たちの熱意と信頼の絆が描き出すストーリーは感動的であり、現地でのライブ観劇の価値を一層高めている。

今後の公演拡大や新たな上演地の発表にも期待がかかる中、WEST.の小瀧がどのように主人公セロイを体現し続けるのか、その進化が楽しみである。