現在放送中のドラマ「パラレル夫婦 死んだ“僕と妻”の真実」に主演し、続く7月期放送の「恋愛禁止」でも主演を務める伊原六花（26）は、初の1時間連続ドラマ主演となる。

高校時代に大阪府立登美丘高校のダンス部キャプテンとして、80年代のバブル期を彷彿とさせる「バブリーダンス」を率い全国大会優勝を果たした経験があり、同部のパフォーマンスはYouTubeなどでも話題となった。

彼女はバブリーダンスを機に現在の芸能事務所にスカウトされ、18年にドラマデビュー。デビュー作ではチアリーダー役を好演し、歌手活動も開始した。

19年の朝ドラ出演や、その後は映画や舞台に活動を展開。20年には念願のミュージカルヒロインに選ばれたがコロナ禍の影響で断念。しかし、その後も舞台やドラマを中心に着実に経験を積んでいる。

24年3月終了のドラマ「ブギウギ」では役者としての注目を集め、シングルマザー役で連ドラ初主演の「肝臓を奪われた妻」も好評を得た。

同じ1999年生まれで朝ドラヒロインを務めた橋本環奈や永野芽郁と比較されることもあるが、伊原は朝ドラ主役は叶わなかったものの、ダンス実力を生かしながらコツコツ努力し続けている。

彼女の2クール連続主演は演技者として大きな勝負所となっており、これを機にゴールデン・プライム帯ドラマの主演としての飛躍が期待されている。

バブリーダンスの輝きからスタートし、多方面での挑戦と努力を惜しまない彼女の今後の活躍が注目される。