女優の伊原六花は、現在放送中のドラマ「パラレル夫婦 死んだ“僕と妻”の真実」に続き、7月期の「恋愛禁止」でも主演を務める。

これが1時間連続ドラマの主演は初となり、2クール連続主演という大きな挑戦を迎えている。

伊原は大阪府立登美丘高校のダンス部でキャプテンを務め、高校3年時には「バブリーダンス」と称されるパフォーマンスで一躍注目を集めた。

2017年に全国高等学校ダンス部選手権で優勝を果たし、同年のNHK紅白歌合戦では郷ひろみのバックダンサーとして出場した経験も持つ。

これらの活躍がきっかけとなり、芸能事務所フォスターにスカウトされ、高校卒業後に芸能界入り。

2018年のドラマ「チア☆ダン」でデビューし、その後は歌手活動や舞台、映画にも挑戦している。

2019年にはNHKの朝ドラ「なつぞら」にも出演し、演技の幅を広げてきたが、まだ演技力に対する課題も指摘されている。

コロナ禍でヒロインを演じる予定だったブロードウェイ・ミュージカルの公演が中止になるなどの苦難もあったが、地道に活動を重ねている。

2024年3月までのドラマ「ブギウギ」出演後には、地上波連ドラ初主演となる「肝臓を奪われた妻」で強いシングルマザーを熱演した。

99年生まれの同世代には橋本環奈や永野芽郁らが活躍する中、伊原も今後の展開が注目される。

深夜ドラマ中心ながら、1時間枠の主演を務めることでさらにゴールデン帯ドラマへの登場が期待される。

バブリーダンスでの華やかなスタートとは異なり、演技面での努力や挫折も経験している彼女。

今後の飛躍の年としてファンも応援したい存在である。