韓国の人気女性アイドルグループ少女時代のメンバーで女優としても知られるユナが、近年増加している悪質なインターネットコメントに対し、所属事務所が法的措置をとっていることが明らかになった。

所属するSMエンターテインメントは6月10日、SNS公式チャンネルを通じて、ユナに対する誹謗中傷や虚偽の情報の流布などの違法行為に関して、正式に告訴状を提出し、警察当局による捜査の協力を依頼したと公表した。

事務所は、本人の実名に加え、イニシャルやニックネームを使った悪意ある投稿も違法行為とみなしており、民事・刑事両面であらゆる措置を講じる方針を強調している。

この対応には示談や善処の余地はなく、ファンやその関係者に対しても不正確な噂や悪意のあるコメントの作成および拡散を控えるよう強く呼びかけている。

ユナはデビュー以来、少女時代のセンターとして国内外で絶大な人気を誇るとともに、女優としても活動の幅を広げている。2023年には主演映画が高い動員数を記録し、YouTubeチャンネルも人気を集めている。

現在は新ドラマの撮影にも取り組んでおり、多方面で活躍する姿が注目されている。

事務所の厳正な対応は、推しの安全と名誉を守るための強い意志と受け取れ、ファンが安心して応援できる環境づくりへの一歩といえるだろう。

この動向はオタ活を楽しむファンにとって、推しの尊厳を守ることの重要性を改めて認識させるニュースであり、今後もSNS上でのマナー向上が期待される。