世界的人気グループBTSのメンバー、RMとVが2025年6月10日に兵役を終え除隊した。2人は2023年12月から約1年半にわたり韓国陸軍で服務していたが、当日は軍服姿で現れ、RMはサックスでアニメ『名探偵コナン』のテーマ曲を演奏しながら登場。Vも笑顔で花束を持ってファンや報道陣の前に姿を見せた。

除隊の際、RMは軍隊での経験を語り、遅い年齢での兵役は厳しかったが、多くの国民が自分たちの代わりに国を守っていることを実感したと述べた。また、父や友人との絆も深まったとし、ARMY（BTSファン）への感謝も表明。Vもこれに同意し、ファンの支えに感謝の意を示した。

BTSは昨年からメンバーの順次兵役義務を履行中で、今年6月にはジンとJ-HOPEが既に除隊し、残るジョングク、ジミン、シュガも近く社会服務を終える予定だ。これにより全員が復帰し、完全体でのカムバックが現実味を帯びている。

一部現地メディアでは年末か来年にかけてのカムバックの可能性が報じられており、ファンの期待は高まる一方だ。今回の除隊はグループの活動再開に向けた大きな節目となる。

RMのサックス演奏という新たな一面も披露され、ファンにとっても感動的な瞬間だった。今後はライブ活動や新しいプロジェクトへの参加が注目されている。

メンバーが再集結する姿は、長期にわたる兵役期間を経て新たな成長を遂げ、さらなる進化を遂げるBTSの未来を予感させるものである。ARMYたちにとって、完全体復活は待望の出来事であり、今後の活動から目が離せない。