6周年を迎えたガールズグループITZYが、新ミニアルバム『Girls Will Be Girls』を6月9日にリリースした。ソウルで行われた発売記念ショーケースでは、タイトル曲を含む5曲が発表され、グループのテーマとして「私たち」というメッセージを掲げた。

ITZYは2019年2月にデビュー以来、多彩なヒット曲を持ち、世界的なK-POPシーンを牽引してきた。今回のアルバムは、約8ヶ月ぶりの新作であり、メンバー同士の絆やファンダムMIDZYとの強固な関係性を表現している。

イェジは、これまで「ラブマイセルフ（自分を愛する）」をテーマにしてきたが、今回はメンバー間の連帯感を強調し「私たち」という共通の響きを伝えたいと語った。チェリョンは、「私」と「私たち」の違いに注目し、メンバーだけでなくファンとの一体感をも表現していると説明。

舞台でのパフォーマンスにも成熟が見られ、自然な成長が感じられるとのことで、グループのチームワークの深まりがパフォーマンスにも良い影響を与えている。

グループは「魔の7年」とも呼ばれる契約継続の岐路にありながら、チェリョンは再契約について「良い知らせをお届けしたい」と前向きにコメントしている。

多くのガールズグループが競合するカムバックシーズンに、ITZYは「ガールクラッシュ」魅力を強調し、カリスマ性を発揮することに意欲的だ。

新作はファンにとっても、ITZY自身にとっても一体感を深める大切な作品である。全5曲を通じて、より成熟した彼女たちの魅力と進化が詰まったアルバムとして注目されている。