俳優トム・クルーズは、現在公開中の『ミッション：インポッシブル／ファイナル・レコニング』で大きな話題を呼んでいる。

シリーズ第8弾にあたり、興行収入は34億円を超え、2025年公開の洋画・実写作品の中でもトップクラスのヒットを記録した。

トムは、この作品の来日記者会見で監督との強い向上心を明かし、映画が完成しても常に「もっと良くできる」と意欲をみせている。

さらに注目すべきは、トムが本作のために命懸けで挑んだスタントだ。燃料を染み込ませたパラシュートに火をつけて飛び降りるという命知らずの技を16回も成功させ、ギネス世界記録に認定された。

この危険なスタントは南アフリカの山脈で行われ、低い高度でパラシュートのねじれを解消しながら、燃え盛るパラシュートから素早く脱出しなければならないため、非常に高い技術と根気が求められた。

ギネス記録の編集長も、トムの継続的な記録破りや映画界での成功を称賛している。

また、トムは同時期にキアヌ・リーブスの新作『バレリーナ:The World of John Wick』にもエールを送るなど、スター同士での交流も活発である。

2人は共に自分で過激なスタントをこなすことで知られ、ファンにとっては夢の競演も期待されている。

トムの、限界を超えようとする真摯な姿勢はアクション映画の新たな基準を打ち立て、推し活ユーザーにも目が離せない存在である。