男性アイドルグループiKONのメンバーDK（本名キム・ドンヒョク）が7月28日に陸軍軍楽隊への入隊を果たすことが発表された。所属事務所143エンターテインメントは、DKが志願し兵務庁から合格通知を受けたことを伝えている。

入隊日は多数の軍将兵や家族が集まるため、事故防止の観点から別途のイベントは行わない方針であることもあわせて説明された。ファンに対しては理解を求めるコメントがなされている。

iKONは2015年にデビューし、現在メンバーの多くが兵役に就いている。最年長のJAY（キム・ジンファン）が2023年7月に入隊し、すでに除隊している。そのほかメンバーのSONG（ソン・ユンヒョン）、BOBBY（キム・ジウォン）、CHAN（チョン・チャヌ）が現役で軍服務中であり、JU-NE（ク・ジュンフェ）も入隊を間近に控えている。

陸軍軍楽隊は、式典や兵営内文化活動での演奏を担う音楽隊であり、過去にはKEY（SHINee）やチャンソプ（BTOB）、現在はジェヒョン（NCT 127）、RM（BTS）などが服務している歴史を持つ。

DKの入隊は、グループにとって一時的な空白期をもたらす一方で、ファンからは彼の軍服務への励ましの声が寄せられている。所属事務所は、DKが誠実に任務を務め健康に復帰する日を願い変わらぬ応援を呼びかけた。

また、同日にASTROのチャウヌも陸軍軍楽隊に入隊することになっており、K-POPファンの間でも注目されている。

今回の動きは、人気アイドルの兵役義務履行を通じて、グループの将来に向けた準備期間とも受け止められる。新たな活動再開へ期待が高まる中、今後の応援のスタンスが重要となる。