トム・クルーズは『ミッション：インポッシブル／ファイナル・レコニング』で16回もの燃えるパラシュート降下のスタントをこなし、ギネス世界記録に認定された。

通常のスタントも自ら行う彼だが、今回は南アフリカのドラケンスバーグ山脈で高度約2286メートルのヘリコプターから燃料を染み込ませた主パラシュートを背負い飛び降りるという、極めて危険な挑戦だった。

燃えている間にパラシュートがねじれたり火が移ったりすると致命的なため、耐えられる時間は約10秒とされている。

この危険も厭わぬ挑戦は、彼の並外れた向上心とプロ意識を如実に示している。

彼の代名詞的な役柄であるイーサン・ハントを演じる『ミッション：インポッシブル』シリーズは最新作が大ヒット中であり、シリーズの集大成とも言える“ファイナル”を掲げてファンの期待が高まっている。

トムは作品をリリースするたびに「もっと良くできる」とマッカリー監督とともに自己研鑽を続けており、その情熱が映画のクオリティを押し上げている。

また、トムは同業者キアヌ・リーブスを尊敬し、彼が新作を公開するたびにお祝いの電話をかけるなど、男気あふれる交流も話題に。

派手なスタントや世界トップクラスのアクション俳優としての立ち位置を確立している彼の活躍は、推し活ファンにとっても見逃せない話題となっている。

今後のシリーズ展開や、新たな映画挑戦も注目され、トム・クルーズの挑戦はまだまだ続きそうだ。