人気バレーボール漫画「ハイキュー!!」を原作としたハイパープロジェクション演劇が、2025年6月7日に幕張メッセでのイベントで中国ツアー公開マスコミ発表会を開催した。

この舞台は2015年の初演以来、リアルな試合さながらの臨場感を特徴としており、原作の緊張感と熱量を演劇で再現することでファンの心を掴んできた。

今回の中国ツアーは少年ジャンプ史上最大スケールの海外公演で、上海や北京を含む中国6都市で上演される。

発表会では日向翔陽役の二宮礼夢や影山飛雄役の原昇亜ら主要キャスト4名が登壇し、演劇「ハイキュー!!」シリーズでこれまでの先駆者たちの想いを繋ぎながら中国ファンに感動を届ける決意を語った。

二宮は演劇とバレーボールの共通点として「繋ぐこと」の重要性を挙げ、舞台が海を越え世界へ広がっていくことへの意気込みを示した。

本舞台はシリーズ11作まで制作され、独特の演出技術、「ハイパープロジェクション」を駆使しており、まるで原作の試合会場にいるかのような没入感を提供する。

中国ツアーでは2015年初演と2016年再演の「頂の景色」をベースにキャストを刷新し、現地のファンと繋がる新たな挑戦を迎える。

熱心なファンにとっては、演劇を通じて物語の世界観を肌で感じられる貴重な機会となるだろう。

今回の海外展開は日本の演劇文化が世界に発信される大きな一歩となり、ハイキューの人気がアジア圏でさらに広がることが期待されている。

今後もこのような国際的イベントが続き、推しの魅力を多角的に楽しむ新たな推し活の形が広まることが注目される。