『ミッション：インポッシブル／ファイナル・レコニング』が国内外で大ヒットを記録している。主演のトム・クルーズは、これまでのシリーズ同様、自ら危険なスタントをこなすことで知られているが、最新作では燃えるパラシュートを使った命懸けのジャンプに挑み、16回の繰り返し降下を果たし、ギネス世界記録に認定された。

このスタントは南アフリカのドラケンスバーグ山脈で行われ、高度約2286メートルの地点から燃料を浸したパラシュートを背負い飛び降りるというもので、火がついたパラシュートを素早く切り離し第二のパラシュートを開く難易度の高いものだ。

トムは「もし燃えている間にねじれると、自身も回転してしまい危険だ」と説明し、わずか10秒間で処理しなければならないという緊迫の状況だった。

この挑戦は多くのファンの注目を集め、ギネス世界記録の編集長も「トムはしょっちゅう記録を破っている」とその偉業を称賛。また、彼は一億ドル規模の映画に連続して出演し続ける実力と成功を兼ね備えたアクションスターであるとも評価されている。

一方、映画は6月8日までに国内で興行収入34億円を突破し、2025年の洋画実写作品としては最速の記録をマーク。シリーズの最後とされる本作はストーリー面でも深みがあり、多くのファンを魅了している。

加えて、トムは共演監督との強い向上心で知られ、作品の質を常に高めようと努力する姿勢も語られている。

また、アクション映画界の重鎮であるキアヌ・リーブスと互いにリスペクトを送り合う関係も話題となり、両者の共演が今後期待されている。

こうした撮影裏話と記録更新が、ファンにとって興奮と喜びをもたらすニュースとなっている。