大阪府立登美丘高校のダンス部出身で、話題の「バブリーダンス」を率いた女優の伊原六花（26）が、フジテレビ系ドラマ「パラレル夫婦 死んだ“僕と妻”の真実」に続き、7月期の日本テレビ系連ドラ「恋愛禁止」でも主演を務める。

高校時代は100人を超える部員のキャプテンを務め、2017年の全国高等学校ダンス部選手権で優勝、準優勝を飾るなど、その実力は折り紙付きだ。バブル期の衣装と荻野目洋子の「ダンシング・ヒーロー」でキレのある踊りを披露し、一気に注目を集めた。

このバブリーダンスがきっかけで芸能事務所にスカウトされ、卒業後すぐに芸能界入りし、2018年にドラマ「チア☆ダン」で女優デビューを果たした。

19年には歌手としてもデビューし、NHKの朝ドラ「なつぞら」にも出演。20年には念願のミュージカル「ウエスト・サイド・ストーリー」のヒロインに選ばれるが、コロナ禍の影響で公演中止となるなど、順調な芸能活動の中にも苦難があった。

21年以降も舞台や映画で経験を重ね、昨年の連ドラ「肝臓を奪われた妻」では初の地上波連ドラ主演を務め、復讐に燃えるシングルマザー役を熱演した。

今夏始まる「恋愛禁止」は、彼女にとって初めての1時間枠連ドラ主演となる。

同じ1999年生まれの女優には橋本環奈や永野芽郁がおり、彼らは朝ドラヒロイン経験者でゴールデンタイムの主演ドラマに出演している。

伊原は苦労を重ねながらも着実にキャリアを築いており、今後のゴールデンタイム主演への挑戦が注目される。

元ダンス部キャプテンとしてのダンス経験を活かし、演技の幅を広げながら新たな飛躍を目指す彼女の活躍を期待したい。