伊原六花は現在放送中の「パラレル夫婦 死んだ“僕と妻”の真実」に続き、7月期放送予定の「恋愛禁止」でも主演を務める。

この2クール連続主演は、彼女にとって1時間枠の連続ドラマ主演が初となり、女優としての新たな勝負どころといえる。

彼女は大阪府立登美丘高校のダンス部出身で、高校3年生の2017年に披露した「バブリーダンス」が大きな話題となった。

このダンスは肩パッド入りのボディコン衣装で荻野目洋子の「ダンシング・ヒーロー」を踊ったもので、「全国高等学校ダンス部選手権」で優勝するなど高い評価を受けた。

その活躍がきっかけで伊原は芸能事務所にスカウトされ、2018年のドラマ「チア☆ダン」でデビュー。

歌手としての活動も展開し、2019年には朝ドラ「なつぞら」にも出演。

演技面での成長を続け、20年には念願のブロードウェイ・ミュージカルのヒロインオーディションで合格したものの、コロナ禍で公演中止を余儀なくされた。

近年は舞台などでも経験を積みつつ、24年3月のドラマ「ブギウギ」では意志の強い役を演じて注目されている。

そして翌4月には地上波連ドラ初主演となる「肝臓を奪われた妻」で復讐に燃えるシングルマザー役を熱演。

現在の2クール連続主演に加え、1時間枠での主演ドラマの成功は今後の彼女の飛躍に大きく貢献するだろう。

同じ1999年生まれの橋本環奈や永野芽郁らと比較されるなかで、伊原は独自のキャリアと努力を重ねてきた。

これらの経験から、今後もテレビドラマや舞台での活躍が期待されている。推し活ユーザーにとっても、新たな注目株として見逃せない存在である。