女優の伊原六花（26）は現在放送中のドラマ「パラレル夫婦 死んだ“僕と妻”の真実」に続き、7月期の「恋愛禁止」でも主演を務める。

これにより1時間枠の連続ドラマ主演を2クール連続で果たすこととなり、芸能界での勝負所を迎えている。

伊原は大阪府立登美丘高校のダンス部でキャプテンを務め、2017年には「バブリーダンス」と呼ばれる80年代風のダンスで全国高等学校ダンス部選手権優勝に貢献。このパフォーマンスはメディアやYouTubeでも話題となり、NHK紅白歌合戦のバックダンサーも務めた。

高校卒業後、芸能事務所にスカウトされて芸能界入りし、18年にドラマ「チア☆ダン」で女優デビュー。19年には歌手デビューも果たした。

朝ドラ「なつぞら」では広瀬すず演じるヒロインの先輩役で出演、徐々に演技のフィールドを拡げていった。

20年には念願だったブロードウェイ・ミュージカル「ウエスト・サイド・ストーリー」のヒロインに選ばれるも公演中止の影響を受ける。

近年は地上波の連ドラでも主演を重ね、現在の深夜ドラマ「パラレル夫婦」に続き、1時間枠の「恋愛禁止」で主演するのは初めての快挙だ。

同じ99年生まれの橋本環奈や永野芽郁らと比較される中、伊原は朝ドラのヒロインは逃したもののバブリーダンスで注目され、地道な努力で演技力も磨いている。

今年は彼女にとってブレイクのチャンスの年と期待されており、ゴールデン・プライム帯ドラマの主演へと駆け上がるか注目が集まっている。

ダンス経験を生かした表現力や多彩な活動が、今後の飛躍を後押ししていると言えよう。

これからも伊原の挑戦がファンにとって見逃せないポイントとなるだろう。