7人組グループのメンバー小瀧望が主演を務めるミュージカル『梨泰院クラス』が世界初上演となり、東京建物Brillia HALLで幕を開けた。この作品は韓国発の人気ウェブトゥーンを原作にしており、ミュージカル化としては初めての試みである。小瀧は主人公パク・セロイ役に挑み、2ヶ月間の稽古期間を通して自分なりのキャラクター作りに打ち込んだと話している。

彼は「初演の難しさを実感しながらも、共に戦った仲間とその成果を観客に届ける喜びを感じている」と語った。同作品にはWキャストでイソ役を務める和希そらとsara、そしてスア役に梅澤美波が参加している。和希は試行錯誤の稽古過程に触れ、観客の反応を楽しみにしていると述べた。saraは舞台上で生きる登場人物たちの魅力を強調し、ファンにも楽しんでもらえる仕上がりだとアピールした。

また梅澤はミュージカルが自身にとって大きな挑戦としながらも、パワフルな作品のメッセージ性に負けず仲間と共に最後まで走り抜けたいと意気込みを語った。

東京での公演は6月30日まで続き、その後大阪と愛知でも上演予定であり、地域ごとにファンとの交流の場となることが期待されている。今回のミュージカル化により、人気ドラマの世界が新たな表現形態で広がりを見せ、推し活ユーザーにとっても必見の舞台となるだろう。