堂本剛のクリエイティブプロジェクト.ENDRECHERI.が2024年に展開した全国ツアー「REBORN」が6月8日に東京国際フォーラム ホールAで華やかなフィナーレを迎えた。

1979年生まれ、奈良県出身の堂本剛はジャンルを超えたファンクミュージックを軸に独自の音楽世界を構築し、2022年にリリースしたアルバム「GOTO FUNK」は米国の専門メディアで高評価を受けている。

2024年5月から約2ヶ月間、全国7都市で繰り広げられたツアーでは彼の最新ミニアルバム「END RE」を携えて、懐かしのナンバーと提供曲をセルフリメイクし、新たな命を吹き込むパフォーマンスが話題となった。

ツアーは定期的にセットリストやMCを変えるなど、毎回のライブで一期一会の感動をファンに届けている。

ライブの冒頭は鮮烈なギターサウンドが響く中、堂本自身もギターを抱え熱く歌いだすシーンが印象的であった。

ファンクを基調としながら多彩な音楽要素を融合させた彼の音楽は、多くの音楽ファンから支持を集め、ライブでもバンドメンバーとの一体感が熱気を高めた。

さらに今年8月には本人名義での奉納公演も予定されており、ファンにとって今年の活動も目が離せないものとなる。

今回のツアーは、ただのライブではなく、過去と現在を繋ぎ未来へと展開する温故知新の舞台となり、堂本の進化し続けるクリエイティビティが強く感じられた。

演奏の質、セットリストの独自性、そして舞台演出の完成度は、まさに「REBORN」というテーマにふさわしい充実の内容であった。

今後の活動にもファンの期待が一層高まっていることは間違いない。