BLACKPINKのジェニーが、ソロ曲のミュージックビデオ撮影時に着用した特別な衣装が注目を集めている。ジェニーは2025年3月にリリースした自身初のフルアルバム『Ruby』に収録されている『Seoul City』のMVで、韓国の伝統工芸“螺鈿”を用いた衣装を披露。これは300時間以上の手作業によって作られた一点物で、ブラックのチューブトップに銀色の花が施されている。

また、ピンクの“天使の羽”が付いた衣装には「+82」（韓国の国番号）の刺繍があり、韓国への愛情と誇りを象徴している。ジェニーは5月にテレビ出演し、この衣装制作の裏話を語っていた。

以前は大胆で色気あふれるファッションで話題を集めたが、今回の衣装はより芸術的で洗練された印象を与えている。

ジェニーはBLACKPINKのメインラッパーとサブボーカルを担当し、2018年にソロデビュー。ソロ曲『SOLO』のMVは4億回を超える再生回数を誇る。

また世界的な音楽フェス「コーチェラ」やファッションイベント「メットガラ」などにも出演し、国際的に注目されている。

現在はBLACKPINKとしてのグループ活動に向けて新アルバム制作に取り組んでいる。

このような伝統工芸を取り入れた衣装は、ファンにとっても特別な魅力となり、韓国文化への理解を深めるとともにジェニーのアーティストとしての多彩な側面を感じさせる。

これからのジェニーとBLACKPINKの動向に期待が高まっている。