AKB48の小栗有以が、6月9日に都内で行われた映画『2025年7月5日午前4時18分』の完成披露舞台あいさつに登壇した。この作品は、隕石の衝突や大地震といった破滅的災害が予告される2025年7月5日をモチーフにしたホラー映画で、小栗は主人公・原ハルカを演じている。

作品中、ハルカは家族と良好な関係を築き、特に父親が作るオムライスを愛する純粋な少女だ。小栗自身も劇中のオムライスを「リハーサル中から本番まで何度も味わった」と語り、その美味しさを満喫していた様子だ。

監督の古川大晃氏は小栗について「ホラー映画にしてはかわいすぎる」と評し、怖い表情をしていても魅力的である点を強調。小栗も、驚きや恐怖といった普段あまり見せない表情を表現するために表情筋を入念にほぐし準備したことを明かした。

また、約11年間黒髪を貫いてきた小栗の新たな願望として「ド金髪にしてみたい」と語り、髪を染めるきっかけがなかったことを述懐。ファンの前で大胆な挑戦を望む発言に「誰にも見られずに終わるかもしれませんが」と笑顔で語った。

ファンからはホラー映画への複雑な反応もあったが、公開を前に多くのファンが応援に訪れたことに感謝の言葉を伝え、期待に胸を膨らませている。

本作は7月27日に公開予定で、映像の美しさや小栗の表情豊かな演技が注目されている。今後も彼女の多才な活躍に注目が集まるだろう。