2025年上半期のBillboard JAPANチャートが6月6日に発表され、国内外で注目を集めた藤井風の活躍が際立っている。特に海外市場での人気が顕著で、インド、インドネシア、マレーシアでは「死ぬのがいいわ」が複数の国で首位を獲得し、タイにおいても「満ちてゆく」が首位に立つなど、複数の楽曲がトップ10入りした。これらの結果は、藤井風の音楽が国境を越え幅広い層のリスナーに受け入れられている証だ。

さらに、7月からはヨーロッパと北米を巡る海外ツアーも控えており、これからの動向がますます期待される。日本国内ではMrs. GREEN APPLEが初の主要部門3冠を達成し、「JAPAN Hot 100」で複数曲が上位にランクイン、ストリーミングソングチャートではトップ10中7曲を占めるなど圧倒的な存在感を示している。米津玄師も新曲をアニメタイアップで発表し、各チャートに名を連ねており、さまざまなジャンルで活躍するアーティストの競演が2025年上半期の音楽シーンの特徴といえる。

Billboardのチャートでは今後、新たにリカレントルールの適用も予定されており、年間チャートにどのような影響があるのかにも注目が集まっている。下半期にはどのような新曲や作品が登場するのか、ファンとしても目が離せない状況だ。

今後も藤井風の多彩な音楽活動から目が離せず、国内外での広がりが推し活の楽しみを一層深めてくれるだろう。いよいよ本格的な海外展開が始まる彼の動きに注目しつつ、最新のチャート動向をチェックしていきたい。