2025.6.10
2025.6.10
NHK放送100年特集ドラマ『火星の女王』が12月にNHK総合で放送されることが発表された。本作は小川哲の原作をもとに、吉田玲子が脚本を担当し、火星に10万人が移住してから約100年後の世界を舞台にしている。未知の力を持つ謎の物体の出現によって新たな時代の幕開けを描く壮大なSF作品だ。
主演の一人である菅田将暉は地球に暮らす若きISDA職員・白石アオト役を務める。彼は鉱物の専門知識を持ち、火星で研修中に視覚障害を持つヒロイン・リリ(スリ・リン演)と運命的に出会う。二人は共に地球のバンド「ディスク・マイナーズ」の熱烈なファンという共通点もあり、物語に深みを加えている。菅田が演じる白石は、22年前に行方不明となった父の謎に科学者の関与を疑いつつ、未来の火星社会に潜む陰謀に巻き込まれていく。
菅田将暉はこれまで数多くの役柄を多彩に演じ分けてきたが、今回の作品ではSFという大胆な設定の中でも人間の温かみや葛藤を生身の表現で体現することで、物語にリアリティをもたらしている。彼の表現力の高さが新たなファン層の獲得にもつながるだろう。
また、スリ・リンが国際オーディションで勝ち抜き演じるリリは視覚障害を持ちながらも強い意志を持ち、火星のアカデミーから卒業し地球を目指す情熱を秘めている。彼女の語る火星の日々は温かくも複雑な感情を呼び起こし、物語の深みを増す。
このドラマは、先進的なSF設定と人間ドラマが巧みに織り交ぜられ、菅田将暉の新たな挑戦としても注目される。放送が待ち遠しいと同時に、彼の演技が未来的な舞台にどのような彩りを添えるのか、ファンの期待は高まるばかりである。
今後の詳細な情報公開にも目が離せず、多くの視聴者が12月の放送を心待ちにしている。
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