AKB48の小栗有以が主演を務める映画「2025年7月5日午前4時18分」の完成披露舞台挨拶が6月9日に都内で行われた。

同作は、2025年7月5日に隕石衝突や大地震など破滅的な災害が起こるというネット上の噂をモチーフにしており、小栗はその日が誕生日の主人公・原ハルカを演じている。

ハルカは家族仲が良く、父親が作るオムライスを愛する純粋で明るいキャラクターである。小栗は撮影時のエピソードとして、オムライスをリハーサルや本番で何度も食べるほど美味しく、幸せな気持ちで演じられたことを語った。

監督の古川大晃は「ホラー映画にしては小栗さんがかわいすぎる」と絶賛。小栗のさまざまな表情を高性能カメラで捉え、その美しさが画面に映えると評価した。

小栗はホラー映画に向けて表情筋をほぐし、驚きの表情も研究したことを明かしており、セリフが少ない分表情や息遣いで感情を表現する工夫が感じられた。

また、小栗は「ずっと黒髪で活動してきたが、いまだに髪を染めるきっかけがなく、ド金髪にしてみたい」と願望を告白。もし2025年7月5日に何かが起こるなら、その日を機に挑戦したいというユーモアも披露した。

また、多くのファンが当日を観に来てくれたことに安堵の表情を見せ、推しとしての成長や新たな挑戦に期待が高まる舞台挨拶となった。

この映画は普段の可愛らしい小栗とは異なる表情を楽しめる作品として、ファンにとっては見逃せない内容になっている。

今後も彼女の多彩な魅力が広がり、推し活のトレンドとなることが期待される。