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SOMPO美術館で行われている「モーリス・ユトリロ展」ではユトリロの絵の良さを知ることができます。みんなで見にいってみましょう！👀
【開催概要】
20世紀初頭のパリの街並みを描いたことで知られる風景画家モーリス・ユトリロ（1883–1955）は、生まれ育ったモンマルトルや暮らした郊外の風景を数多くの油彩画に残しました。画家としての歩みには、母シュザンヌ・ヴァラドン（1865–1938）をはじめとする家族との複雑な関係や、幼少期からのアルコール依存といった要素が絡み合い、独自の世界観を築き上げています。波乱に満ちた人生を送りながらも、20世紀前半の美術界を席巻したこのエコール・ド・パリの画家は、とりわけ日本において現在もなお根強い人気を誇っています。
本展は、フランス国立近代美術館（ポンピドゥセンター）の協力のもと、同館所蔵の《モンマニーの屋根》（1906–07年頃）や《ラパン・アジル》（1910年）を含む作品約70点と、アーカイヴを管理するユトリロ協会から提供された資料を通して、その全貌に迫ります。アルコール依存症の治療の一環として絵筆をとった「モンマニー時代」、さまざまな素材を用いて白壁の詩情を描き出した「白の時代」、そして鮮やかな色彩を駆使した「色彩の時代」をたどりながら、ユトリロが確立した唯一無二の様式と、彼が愛した風景の詩情を感じていただける展覧会です。
魅力ポイントまとめ
1. 画業の三期構成が明確にたどれる
この展覧会では、ユトリロの画業を以下の３つの時期に分けて展示しており、その変遷を体系的に見ることができます。
モンマニー時代：若い頃、モンマルトルや郊外モンマニーの風景を描いていた時期。印象派の影響が見られる厚塗りなど。
白の時代：ユトリロの最もアイコニックな時期。白い建物・白壁を独特のマチエール（絵肌）で描き、その「白さ」によって静謐で詩情あふれる空間を表現。
色彩の時代：晩年には鮮やかな色を使った作品へ移行。下描きに写真を参照したり、定規・コンパスを使った構図があったりと、写実と記憶・詩性の融合が感じられる。
2.重要作品の展示
ポンピドゥー・センター（フランス国立近代美術館）所蔵の代表作が来日。たとえば《モンマニーの屋根》（1906–07年頃）はこの展覧会のハイライトのひとつ。
3.〈ラパン・アジル〉のヴァリエーション
ユトリロがキャバレー「ラパン・アジル（Le Lapin Agile）」を何度も描いたことで知られており、展覧会では異なる時期の同モチーフ作品を並べて展示。画風や技法の変化を比較できるため、彼の制作プロセスや感情の移り変わりを読み取るのにとても面白い。
4.人生背景と心の葛藤も読み解ける
ユトリロは幼少期からアルコール依存に苦しんだことが知られており、絵を描くきっかけも療養のためだったという側面がある。そうした人生背景が作品にどう反映されているか、彼の精神と芸術の関係をたどれる展示構成。
簡単な美術史の解説もつけます、聞かなくても大丈夫です☺️
当日の流れ
15:25 SOMPO美術館前 集合
15:30 ~ 16:30頃 鑑賞
16:30 ~ 17:30付近のカフェなどで感想会ののち、解散。なおカフェなどでの飲食代は各自で負担をお願いします。
参加費:500〜800
他にチケット代1800円がかかります。事前に各自で購入してもらうようお願いします。
■ 下記了承の上ご参加ください、よろしくお願いします
最終日のため混雑する可能性があります。
カフェなどでの飲食代は各自で負担をお願いします。
開始の6時間前の時点で最少催行人数を下回っている場合は中止となります。その場合は全額返金されます。場合によってはもっと早く判断することがあります。
営業、勧誘、ナンパ、迷惑行為がある場合はつなげーとに報告の上、今後のイベント参加は不可です。
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