(貴重)ロマンティック・バレエの最高傑作『ジゼル』をみてみよう

(貴重)ロマンティック・バレエの最高傑作『ジゼル』をみてみよう

2025年12月28日(日) 13:30〜16:30

集合時刻:13:30

申込締切:  12/28(日) 13:30

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集合場所 東京都 洗足学園音楽大学「球体オブジェ」付近 ※詳細な場所や目印などはイベントチャットに流しますので確認ください。 Googleマップで表示 開催場所 東京都 洗足学園音楽大学 前田ホール Googleマップで表示

イベント参加はアプリが必要です

参加者

6名以上でイベントが実施されます

15 /20人

主催者 1人 27人

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サークルイベントの説明

✅申込みが早い順に300pt(2名)、200pt(2名)、100pt(2名)が戻ります。キャンセルをしても次の方に繰り上がりますので、とりあえず申し込みでもOKです👍

主催者もバレエ初心者ですのでこの機会に見てみたいという人は気軽にご参加ください。もちろんよく観に行っている方や経験者の方も歓迎です!

🩰 バレエ『ジゼル』の内容(あらすじ)

第1幕:現世(村)
舞台は中世の村。踊りが大好きな村娘ジゼルは、農民に変装した貴族のアルブレヒト(ロイスという偽名)と恋をしています。
ジゼルを愛する森番のヒラリオンはアルブレヒトの正体を疑います。
狩りに来た一行の中にアルブレヒトの婚約者バチルドがおり、ヒラリオンによってアルブレヒトの裏切りが暴かれます。
絶望したジゼルは錯乱し、ショックで命を落としてしまいます。

第2幕:幻想の世界(墓場)
舞台は夜の森の墓場。結婚前に亡くなった乙女の精霊ウィリたちが夜な夜な現れ、裏切った男を死ぬまで踊らせます。ジゼルもウィリの仲間になります。
ウィリの女王ミルタは、墓参りに来たヒラリオンを踊り殺します。
次にアルブレヒトが現れますが、ジゼルはなおも彼を愛し、ウィリたちの呪いから守ろうとします。
夜明けの鐘が鳴り、ウィリは消え去り、ジゼルもアルブレヒトに別れを告げて墓へ帰ります。アルブレヒトは一人、残されて後悔の念に打ちひしがれます。

✨ 主な見どころ
狂乱の場(第1幕):幸せの絶頂から一転、裏切りを知ったジゼルが正気を失い、亡くなるまでの演技は、高い表現力が求められる圧巻のシーンです。
ウィリたちの群舞(第2幕):白く軽やかなロマンティック・チュチュを着たウィリたちによる、一糸乱れぬ幻想的で美しい群舞は、『ジゼル』の最大の見どころの一つです。
ジゼルとアルブレヒトのパ・ド・ドゥ(第2幕):精霊となったジゼルとアルブレヒトが踊る場面は、重力を感じさせない浮遊感のあるリフトや、切ない感情表現が胸を打ちます。

💡 トリビア
ロマンティック・バレエの代表作:1841年にパリで初演され、ロマンティック・バレエの象徴的な作品とされています。「白くふわふわした衣装(ロマンティック・チュチュ)」や「ポワント(爪先立ち)」のイメージが定着したのもこの時代です。
主人公が死後も踊る:バレエ作品の中で、主人公が亡くなった後も精霊として踊り続けるという設定は、非常に珍しい特徴です。
音楽のモチーフ:作曲家アドルフ・アダンは、登場人物や場面ごとに特定のメロディー(ライトモチーフ)を用いており、ジゼルが狂乱する場面など、感情を揺さぶる音楽が効果的に使われています。
役柄の変化:主人公のジゼルは、第1幕では無邪気な村娘、第2幕では優しくも儚い精霊と、全く異なる二つのキャラクターを演じ分ける必要があります。

🖋️ 作者(スタッフ)
『ジゼル』は、当時の著名な芸術家たちが協力して作り上げた作品です。
アドルフ・アダン (Adolphe Adam):フランスの作曲家。『ジゼル』の音楽は、登場人物の感情や場面設定を効果的に表現していることで知られています。
テオフィル・ゴーティエ (Théophile Gautier):フランスの詩人・作家。ドイツの詩人ハインリヒ・ハイネの『ドイツ論』に登場するスラブ起源の精霊「ウィリ」の伝説に着想を得て、この物語を提案しました。
ジュール=アンリ・ヴェルノワ・ド・サン=ジョルジュ (Saint-Georges):フランスの台本作家。ゴーティエと共に台本を執筆しました。
ジャン・コラーリ (Jean Coralli):パリ・オペラ座の振付家。
ジュール・ペロー (Jules Perrot):初代ジゼル役のカルロッタ・グリジの恋人であり、特に主役のソロやパ・ド・ドゥの振付に貢献したとされています。


⏳ 時代背景と作品の位置づけ
① 初演年と場所
初演年: 1841年
初演場所: パリ・オペラ座(フランス)

②ロマンティック・バレエの最高傑作
『ジゼル』が生まれた19世紀前半は、ヨーロッパ全体でロマン主義(ロマンティシズム)が隆盛した時代でした。
ロマン主義芸術の特徴である「現実からの逃避」「超自然的なものへの憧れ」「幻想の世界」「悲劇的な愛」といった要素が、『ジゼル』には凝縮されています。
第1幕の現実(素朴な村)から、第2幕の幻想(精霊の墓場)への劇的な転換が、まさにロマン主義的な世界観を体現しています。

③バレエの表現技法の確立
バレエ・ブラン(白いバレエ): 第2幕で精霊のウィリたちが白い衣装(ロマンティック・チュチュ)で踊る幻想的なシーンは「バレエ・ブラン(Ballet Blanc)」と呼ばれ、この後のバレエ作品に大きな影響を与えました。
ポワント技術(トゥシューズ): この時代に、バレリーナが「ポワント(爪先立ち)」で踊る技法が確立され、これにより「重力を感じさせない、空中に浮遊するような精霊」の表現が可能になりました。

このように、『ジゼル』は単なる物語ではなく、当時の芸術思想とバレエの技術革新が融合した、ロマンティック・バレエの歴史的転換点に位置する作品と言えます。

👥 ダンサーの人数
『ジゼル』のような全幕の古典バレエの場合、一般的に50人から80人程度のダンサーが出演することが多いです。特に『ジゼル』で多くの人数が必要になるのは、以下の部分です。

①コール・ド・バレエ(群舞)
第2幕のウィリたち:
白いロマンティック・チュチュで踊る精霊「ウィリ」の群舞は、『ジゼル』の象徴的なシーンです。
24人、あるいは32人の女性ダンサーが、一糸乱れぬ正確な群舞を披露することが理想とされており、この人数が公演の規模を決定づけます。

②脇役とソリスト
ソリスト: ウィリの女王ミルタ、ジゼルを愛する森番ヒラリオンなど、主役以外で重要な役を踊るダンサーです。
第1幕の村人: ジゼルとアルブレヒトの村での場面や、狩りをする貴族のシーンなどで、村人や貴族の役として多くのダンサーが参加します。

③主役
ジゼル(第1幕:村娘、第2幕:精霊)
アルブレヒト(変装した貴族)

④まとめ
主役・準主役: 5〜10名程度
コール・ド・バレエ(群舞): 30〜50名程度(特に第2幕)
合計: 50人〜80人程度が一般的な目安となります。
バレエ団の規模が小さい場合や、予算の都合で人数を絞った演出もありますが、古典の全幕バレエはその豪華な群舞こそが見どころの一つであるため、できる限り多くの人数が起用される傾向にあります。

■ 流れ
13:30 集合、自己紹介
13:40 入場・待機・歓談
14:00 開演
16:30 閉演

※閉演後一度集まって感想シェアして解散します。
※終了時間は目安です。実際は公演の状況により前後することを考慮しておいてください。

■ 下記ご了承の上お申し込みください
※参加者自身のコンサートチケットの予約や支払いは不要です。
※空いている席に座ります。こだわりがある方は早めにいって席を確保してください。また会場では好きな席に移動してもかまいません。
※キャンセルの場合はメッセージではなくイベントのチケット選択画面でしてください。
※営業、勧誘、迷惑行為がある場合はつなげーとに報告の上、今後のイベント参加が不可となります。

イベントの過去の様子は下の画像をご覧ください🙂

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