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一説によると、人間を含めた宇宙の意識進化は6500年周期で行われており、地球の元素それぞれの働きが投影されているようです。
宇宙輪廻のなかにおける今の世界を生きる私たちにリンクしているものは14番目のケイ素。
ケイ素は土や岩に多く含まれています。
肉体は約100年しか持ちませんが、宇宙輪廻は永遠の中で果てしない回転を行っています。ケイ素、すなわち岩石にはいまの人間世界が現れてくるまえの前次元の意識進化の痕跡が残されているかもしれません。
日本にはいくつかの山や神社、遺跡などを辿るときれいな一直線上に配置されているものがあります。いわゆるレイラインとよばれているものです。有名なものは島根・出雲大社から千葉・玉前神社を結ぶものですが、富山や岐阜は巨石や奇石が多い土地で、このエリアも富山・天柱石-岐阜・位山-岐阜・恵那神社の紫の線と、岐阜・船山神社-星ヶ見岩-大船神社をつなぐ青い線の2つのラインがあります。
2025年の夏はそのような岐阜の不思議な巨石や神社と美しい付知峡の自然を楽しみます!
8:30に名古屋駅に集合。
車は3列シートを予約したのですが、荷物を積み込むとパンパン!
5名でちょうどよく乗れました。
高速道路を使い11:40に大船神社に到着。
山深い場所にあるのでカーブが多く、辿り着くまでが長かった💦
たくさんの木々を通り抜けて境内にアクセスできます。奥には弁慶杉もあり、自然に囲まれて深呼吸するととても気持ちいいです。不思議な狛犬もいました。
ランチがてら地元の定食屋さんや小さなスーパーに寄っていると夕方が近づいてきました。今回の旅では天柱石とつながっている根羽村もキーとなるものの、ポイントとなるような神社が見当たらず森の駅 ネバーランドを目印にすることにしました。お土産や木工細工などがたくさんあり、見ているだけでも楽しいです。まだ初日なのにいろいろ買ってしまいました🤣
すてきな景色✨
大きなアンテナを車の横に置いて無線交信をされている方が数名いらっしゃいました。ぼーっとゆっくりした時間もいいものですね。のんびりお喋りしたりしてました。名前ははっきりわからずでしたが三角点も発見!
木の温もりを感じられるきれいなコテージ。すぐそばに日帰り温泉があり、そこでお風呂と夕食を済ませました。コテージに戻るとまったり二次会のような雰囲気に。どぶろくとトマトは意外に合う🍅
関東とかなり温度差があり、明け方は20度を下回ってました。涼しすぎて外に干していた洗濯物が乾かなかった😂
由緒板を読んでいると出雲族や天孫族についても書かれており、こちらの神社はアマテラスの系統。なにやら阿智族という三大古族がいたようで、ほか二つも気になるところです。
星空が有名な町ということもあり、ちょうど竹あかりのイベントが7/1から8/31の夜まで開催されているらしく境内はいたるところに竹細工が並んでいました🎋
そして目当ては磐座がある奥宮。社殿ができあがる前はこの磐座が阿智族の守護神であったようで、なんと岩の四つの角は東西南北を指しているらしいです。冬至の日は太陽の軌跡が岩の東側と重なると書かれてあります。
今回の旅の重要地点である神社。
恵那山の麓にあり、根羽村と同様に天柱石とつながっている場所です。青々とした山と美しい青空が迎えてくれました。
立派な夫婦杉は圧巻で、年の半ばの「夏詣」ののぼりが味のある雰囲気のアクセントに。
付知峡に向かっている途中にある磐座もチェック。
遊歩道を進んでいると小さなお地蔵さんがいくつか立っており、神社と違いお寺独特の厳かでどっしりした空気になっているとの声がありました。
岩の裏側に進むとびっくり、エメラルドグリーンの木曽川を臨む展望台があります!!
「付知峡」と書いて「つけちきょう」と読みます。
土に触れたりするアーシングはよく見かけますが、夏旅ということで水に触れることをやってみました。事前に水着などのご案内をしていたのでみんな準備万端!膝下くらいの深さのところもあれば胸までつかる場所もあり、水の中を歩き回って面白かったです😁
2泊目の宿はなんと天柱石と恵那神社を結ぶライン上にある古民家。
オーナーさんがパン工場に関わっていたそうで、外にピザ釜が設置されてありました。一週間前にピザ生地を注文しており、生地を伸ばしととのえた後はたくさん買った具材をのせて釜で焼き上げます。たくさん注文していたのでお腹がいっぱい!ピザパーティーの最中には、宿から少し歩いたところでオーナーさんによる星空観測会も行われました🌌
阿智神社の御朱印をいただくために向かった阿智昼神観光局で購入していた星座版。夏の大三角形が想像より大きかった!!
残すレイラインポイントは星ヶ見岩。
天柱石と初日に訪れた大船神社を結んでいる場所です。
このエリアにはいくつかの巨石があるようで、なるべくたくさん目にしたいところ。
小さな御嶽神社もあり、こちらは木曽御嶽山の遥拝所のようです。想像以上にいたるところに巨石があり、枝や草をかき分けながら進みダンジョンみたい。
目的の星ヶ見岩は巨大すぎてうまく撮影できず🤣
岩の隙間に人が一人通れるくらいの空洞があり、その場所は北向きで北極星を望めるようです。
以前訪れた下呂市の金山巨石群も北極星が観測でき、巨石の配置が太陽暦と関係していました。この地域は太古から星々とのつながりが大きいですね。
そろそろ旅の終わりが近づいてきました。地図を見ているとポツンとある神社をみつけ、そちらに寄ることに。
蘇原神社は集落の鎮守神社のような位置づけで、鳥居の後ろに見える「鎮守の森」のさらに奥に笠置山があり、もとはそこが山宮のようです。現在の蘇原神社は里宮。
あとから知ったのですが、冬至の日の出と夏至の日の入りがこちらの参道と重なるらしく、全くの偶然ですがレイラインと所縁のある場所だったようです。
ということはよくよく考えると阿智神社の奥宮ともつながっています。すごい...!
名古屋駅に向かう前の〆の場所は出雲-玉前ラインにある清涯荘です。以前の静岡の旅の際に見つけていた場所で、ようやく足を運ぶことができました。オーガニックなメニューのおしゃれな雰囲気で、店内でもレイラインの文字が入っているお知らせが掲示されてありました。
テラス席は壮大な景色を眺めることができ、ここで5人の集合写真を撮りました。2泊3日お疲れさまでした