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千葉で陶芸体験・・・実施しました^^こんな感じです^^

陶芸イベント
ぱぱお企画
アート体験

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陶芸体験やってきました^^ みんな楽しそうにやってくださって主催も先生も満足です^^

9月16日日付変わらんうちに報告書いておこうっと

千葉県市原市五井というところ 遠いけど主催の藤島(ぱぱお)のお知り合いの
陶芸家太田健太郎先生にお願いして イベントしました

正直大変であんまりしょっちゅうやっても家に作品もたまりすぎるので
先生も大変だと思うし・・・
陶芸企画は次はいつやるか未定です
(明日からサークルの名前変えます。)

陶芸したくて、サークル入ってくれた方・・・ごめんなさい
陶芸・・・だったらちょっと次は気長に待ってください
美術館見に行くとかもありますがそれは僕の友達の
他のサークル主さんもよくやってるので
絵を描くとか、版画するとか(=木版でなくてほかのがいいな、)
あと電子工作なんてのもモノ作りって意味ではいいかなと・・・
もう少し作品が嵩張らない企画考えます

さてさて脱線を元に戻すと
かなりよその陶芸教室でできない内容を楽しんでいただけたんでないかと
思ってます

参加者はみんなほとんど東京の人ですが電車で一時間以上かけて
JR五井駅まで(内房線、千葉市よりもっと東です)
つなげーとから5人、主催のライン友達から2人 七人でお邪魔しました

参加者に千葉の人いて車出してもらったり(=Uさんいつもありがとうございます)
しながら行きます

九月まだまだ暑いですね。アトリエはがっつりクーラー効いててたすかりました

到着後、藤島(ぱぱお)がたどたどしくメンバー紹介をしてみなさんお名前いって
(・・・すんません。なんかあまり気の利いた事言えてなくて結構嚙み噛みでした)

さっそく
土を触ります

(これ写真とってなかった・・・)
土は堅いところと柔らかいところと混ざってて
まずはそれを均一にする粗練りというのをして
そのあと空気などを抜くように掌で練っていく(菊練り)

この菊練りをしたら、うまくいってると
断面に空気がないきめの細かい土になります

先生の練ったやつと参加者の練ったやつを糸で切って断面見ると
かなり丁寧な練り方できてた人でも断面ちょっと空気入ってて
難しいなと実感^^

もちろん体験会ですので先生がねってある土で作らせてもらえます
僕らが失敗した土もあとで先生が練るそうです

さて次は先生によるろくろの実演でした

右足でペダル踏むと回るので
中心を出して下から盛り上げていく感じです
(電気のなかった頃の陶芸はどうやってたんだろうな・・・とか思う)

これも結構難しいです。

参加者の挑戦の様子です^^

このお二人は結構ろくろ頑張ってたな・・・いま写真みるととても上手だと思います

僕は盛り上げていくとだんだん広がってやたらでかくなってしまった
しかも円対称になってません・・・(味があると言えば味がある)
参加者で一番下手かも^^ お酒のとっくりみたいなのもこうやってつくるみたいだけど…最後どうやってるんだろう・・・

つけ麺のたれとかが入りそうなサイズです


ちなみにほかの人のはきちんと対称にいいかんじです

とりかえてほしい^^

えっとここまでが前半です

きちんとごはんとかみんなでとってきりかえたかったんだけど
ろくろこだわりたい人にきちんとやってほしいので
お弁当とかタイミングバラバラにいただきながら
順次後半の「たたらつくり」に移りました 

お弁当は結構豪華 ほっともっとなんだけど特注の仕出し弁当
おなか一杯^^ ちょいお酒も出ました(僕だけしか飲んでなかったかもですが)
お菓子差し入れてくれたり
(kさん抹茶味おいしかったです ありがとうございました
 主催の藤島が手ぶらで来てしまうという・・・orz)

ここまで1時間くらいかな。

たたらつくり なら初心者でもここまでできる^^

ろくろと手びねりって作り方はみなさんわかると思いますが
このたたらつくりというのは僕初めてこのアトリエでききました
(陶芸やる人には当然なのかもですが)

こんな風に厚みを均一にするための当て板を左右にひいて
おそばを打つ時の麺棒みたいので平らに伸ばしていきます

でもって 型に巻き付けて形つくっていく

こんな感じで型はたくさんあります

コーヒーのマグカップみたいなのだと
側面を扇形に作り
底面を丸く作り
(型にあう、型紙があって合わせて
 平らに伸ばした土を切っていきます)

側面と底面を合わせるところを
あえて竹ひごのようなもので筋入れて
水で溶かした粘土(どべ)を塗って貼り合わせます
・・・これをよくつけておかないとはがれちゃう^^

でもって取っ手などもつけてみる

おさらもよこが規則的に波打ってるのありますよね
それはこんなふうにたたらでつくるみたいです

↓参加者様の作品例

うわーいいなぁ

波打ってる上にちょんちょんとアクセントに小さな穴あけて
あと一か所葉っぱのようなものをつけてますね
それとお皿の真ん中に自分の星座の星の配置を置いてるそうです

こういうことぜひ参加者さんたちにやってほしかったので
なんかうれしかったです。

これでお菓子を焼いて友達にだすとか^^・・・・そんな予定らしい
それいただいてみたい^^

※ちなみに陶器は直火にかけると割れるそうです。ご注意を!
 オーブンとか、電子レンジでの調理に使えます
 (土鍋とかは釉薬とかない素焼きで厚手なのかな・・・)

ほかの参加者さんのお皿も(早々にはこづめされて写真撮り忘れた^^)
四角かったり、なんか動物の意匠を張り付けたりされてて
いろいろあって面白いです

ちょっとオリジナルなアクセントをつけるのが楽しみですね^^

たたらつくりの作業をしてる最中にみんなに目線をいただきました
たのしそうでうれしい^^

みんな思い思いのものを作ってます

僕は絵を描くのが好きで今回はパレットを作りました
平らに伸ばして絵の具入れるとこだけ深く穴開けて・・・
と簡単に考えててでも作業してたらあまり大きく作れなく・・・
こんなの↓

くまさんのアクセント入れたつもり(絵の具でちゃいろにしてます)
だけど・・・ある人に「猿?」と^^
重たくなるので手前は薄く絵の具入れるところは厚くして
蛍光灯のグローランプの丸いやつを使って穴開けました・・・

技術の問題で狙いが達成できず平らなのもう一個作った^^

結局こっちばっか使いそうだな^^
木のパレットと違って油絵具もすぐ落ちるし下が白くて色の混ざりも見えやすいかなと
こっちはさすがにくまさんにみえるだろう^^(ダッフィーちゃんのつもりが猿になってしまった・・・orz)

これ絶対可愛いだろうとおもって出来上がり楽しみです^^

↑こちらはすごくこだわって作ってくださった方の作品

カップルで使える水玉のマグカップとソーサーのセット
イメージスケッチを色鉛筆で描いて用意されてて
そこまで狙いがあるなら何としても作ってもらいたいと思いました
おそらく先生も同じ気持ちだったとおもう

たたらつくりの場合、その日のうちに色付けまでできます
あと土の黒く見えるところは焼くと最終的にクリーム色みたいな
白になります
(信楽の白土というのを使ってます
 お願いすると赤土というのも出してくれます)

この絵の具は上に写ってるすり鉢にすられてて
水で溶くんですが水つけすぎると流れます

この作者はかなり丁寧に丸を塗り込んでますがななめなところがちょっと流れたりして苦労されてました(先生の方で焼く前に流れたところ削ったりして調整します)

その方の頑張りの様子^^ 素敵です^^作りたい気持ち^^

ちなみに釉薬(うわぐすり)は透明なのもありますし
これもいろいろあって
白土や赤土にどの釉薬をのせるとどんな焼き上がりになるか・・・みたいなサンプルもきちんと整理されています
本格的な工房なんだなとか、モノ作り真剣なひとの当たり前ってこれなんだなとか
妙なところに感心してしまう。

↑こういうのの積み重ねでいいものができるんだなと思います

アトリエにはこんな風に作品例がおいてあります
(定期的に入れ替わってるみたい。前に来たときとだいぶん違うものが置いてます)
↓参加者は自分の作品にどの釉薬乗せるかこんなの見て指定もできます

出来上がった作品を並べますとこんなでした^^
(ほかにさきに発泡スチロールに詰めてしまったものもあります)
みなさん何個も作れたので載せきれず見えてない作品もありますが
個性的な作品がいろいろあって楽しかったな

紙がおいてあるのは
釉薬の色指定です。

つくったのですが
焼く前にすこし乾燥させないといけないのと
ほかにもここで作品作る作家さんがいるので(先生のお弟子さんたち)
ちょっと待ちます

それと焼く工程も二段階あります

最後に先生に窯を見学させてもらいながら
その工程を説明していただきました。

窯の見学と焼成工程

窯を見せてもらうんですがここはクーラーとかないのでちょっと蒸し暑いです
でもせっかくきてもらってるのでみんなに説明をお願いしました

ガスの窯と電気の窯があるようです

直火にかけると割れる・・・と言うのと同じ理屈で
ゆっくり十数時間かけてあっためるようです

二段階あっ」
1.素焼き(800℃前後)
 埴輪や植木鉢みたいなレンガみたいな色になる焼き方をします
 まずは今日作ったものがある程度乾いたら
 ろくろのものはすこし削ったりして成形したりしてから素焼きをします
 よく博物館に遺跡でかざってある「テラコッタ」の状態

2.次に釉薬を塗って1200℃から1400℃の高温で焼きます。

この真ん中が素焼き 上にできあがってるのが本焼きの終わったものです

窯の部屋のなかには途中校庭のものが常に仕掛ってます


窯はこれ(ガス) ガス窯はつきっきりで調整しないとだめらしいです
         電気窯はコンピューターというか温度の増減が自動で制御されるらしい

先生の作品は釉薬塗って終わりでなくてちょっと灰を表面に乗せてみたり木炭で色付けてみたりとかやるのですがそれはこっちのガスがやりやすいとか

窯の部屋はこんな雰囲気です
↓足元のバケツはそれぞれ違う色の釉薬が入ってます

乾燥→素焼き→指定の釉薬のせ→本焼き

とこのあとだいぶん先生にやってもらうことになります
(なんか5000円で仕出弁当&お酒付きって申し訳ない気がしてきた・・・
 先生ほんとありがとうございますーーー)

仕上がりは10月末ごろとのこと まあそれくらいかかるわな・・・
ちょっと凝ってる器が高いのが当然としか思えなくなってくる・・・

いろいろひそかに感動しながらアトリエでみんなで記念撮影

先生&&ご参加のみなさん

ありがとうございます 主催は楽しく遊べてとても満足です
またなんかアートしましょうーーー^^