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大河ドラマ「べらぼう」をより楽しむためにということもありますが、視聴している方もそうでない方も、江戸時代中期を知ることをテーマに行いました。
参加者は7名。
東京駅八重洲地下街のタリーズが場所です。
内容は以下の通りです。
5章に分けて説明しました。
1章:江戸時代、そして江戸時代中期とは?
→江戸時代はどんな時代だったか?前の時代は戦国時代、後の時代は明治時代です
幕府とは首都とは?などや将軍のこと、そして江戸時代を3つに分けた真ん中の中期について説明します。
2章:中興の祖、8代将軍徳川吉宗と9代将軍徳川家重について
→江戸時代中期は吉宗から始まります。吉宗と家重の特徴やエピソードを説明
3章:田沼時代と10代将軍家治
→田沼時代の政策、将軍家治の特徴を説明
4章:一橋家の黒幕と家斉の時代
→この辺が面白いと思うのですが、一橋治済という策略家の存在と彼の狙いをやや小説じみた観点で説明
5章:黒幕の政策はどうなった?
→大河ドラマでは描かないと思いますが、江戸時代後期にかかる時代背景と一橋家や将軍家はどうなったということを説明
【勉強会の進め方】
↓画像のようなプリントを配布、別途パソコンでスライドを見せながら、説明していきます。
重苦しい感じではないので、説明途中でも質問があればその回答をその場でします
(ぼくが可能な範囲内ですけどね)
(参加者の皆様からの感想)
・一橋治済の人となりがわかると、大河ドラマが面白いと思いました。
・江戸時代の経済対策が面白いと思いました。
・一橋家はやっぱりややこしい家だけど、勉強した内容が整理されました。
・昔のことだけど、今に通じるものがあるということで、権力者の考えも変わらないとおもいました
・大河ドラマでは分かりにくい政治の時代がよく分かりました。
・江戸時代をはじめから通して、忘れていた知識もあったので、勉強になりました。一橋家の狙いはパプスブルク家と一緒だなと感じた。
(総評)
昨日は別サークルで吉原を散策し、本日はその時代の政治状況の勉強会と、今週末は大河ドラマ関連の企画が続いて、主催者としても楽しめました。
江戸時代で一番平和だったのは中期だと思いますが、いろんなことあるなと思いますし、そんな時代でも陰謀家みたいな人はいるんだなと思いつつ、そんな人物でもなかなか思い通りにならないのが歴史の面白いところですね。
主催者もあらかじめ知っていることもありましたが、今回資料作成して勉強になったことも多く、有意義な会でした。
次回は再企画ですが、東京湾の埋立地について行います。