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ルールが分かった方向けに、戦術的なアドバイスをまとめて行きます。
【想定される場面】
・リーチがかかった
・2面子以上鳴いている人がいる
・すでに10巡目以上に入っている
【対応策】
1.安全牌の確保
①現物牌
・相手が捨てた牌
・リーチ後に誰かが捨てた牌
フリテンになるので当たれない
②2枚以上切れてる字牌
地獄待単騎、国士無双等の危険
は残る
※1枚も捨てられていない字牌は
逆に危険
③筋(2面待ちならフリテンになる)
(例)67面子で5を捨てると58がフリ
テンなので8も当たれない
この8のことを5の筋牌という
これを纏めると
1-4-7(イースーチー)
2-5-8(リャンウーパー)
3-6-9(サブローキュー)
が「筋」となる
但し、間待ちや辺待ち、単騎待ち、シ
ャボ待ちもできるので絶対安全では
なく、裏をかかれることもある(ヒッカ
ケ待ち)
(例)79面子で5を捨てても8でロン、
8の頭待ち、88とXXのシャボ待ちで
5を捨てても8でロンできる
56面子で4を捨てたら7でロンでき
ないが、89面子で4を捨てても7でロ
ンできる
④壁
(例)8888が捨てられていたり、自分
で持っていれば78面子の69待ち
はない。但し9単騎、99とXXのシャ
ボ待ちはある。9が2枚以上捨てら
れていればその可能性も低い。
(例)888が捨てられたり、自分で持っ
ていれば、78面子で待っている可
能性は低い。
3. 回し打ち
・完全に手を崩さず、安全牌を切りつ
つ形を残す
・安全牌は早めにキープ
序盤に2〜3枚は安全牌を持って
おくとリーチがかかっても安心。
・安全度の高い順に切る
4. ベタ折り
・テンパイ復帰も諦め、防護最優先
・基本現物しか切らない
・中級者以上になると、ヒッカケも多い
のでベタ折りした方が得策となるこ
とが多い
5.押し引きの判断
可能性が低くてもゼロではなく
たった一枚の可能性が重大な結果の
差を生むことがある。
危険牌は何種類もあるが、当たり牌は
1〜5種類程度しかないので、危険牌で
も通ることが多い。
その可能性は誰にも分からない。
相手が裏をかいて、安牌と思える牌で
待っていることもある。
よって結局は押し引きの判断となる。
(1)押す:回し打ち、追っかけリーチ
ドラや危険牌でも強打する
・自分も聴牌している
・自分の点数が高い
・自分が親番である
・明らかに相手の点数が低い
・タンヤオ又は役牌のみで
ドラが少なそう
・相手が親番でない
・上がらなければラス、又は飛ぶ
(2)引く:防御最優先、ベタ折り
・聴牌していない、まだ遠い
・聴牌しても待ちが悪く結局上が
れない
・自分の点数が低い
・相手が親番
・相手の手が高そう
・危険牌が余っていて切れないの
で、回しても結局上がれない
・危険牌の種類が残り2-3種類に絞ら
れてきて、そのうちの一つを切らな
と聴牌できない
・上がらなくてもトップ
危険牌の読み方は次回②で解説します。